■ どんな人に向いているの? |
『話すようになる』ための教材です。リスニングは出来てもスピーキングが苦手な方にお薦めです。ただしレベルは初級者向けで、テキストに出てくる英文は中学生レベルです。
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■ 特徴は? |
カリキュラムは、32のシチュエーションに分かれています。1週目は出会い、2週目は海外旅行、3週目は観光案内、4週目は仕事・・・といった具合です。
そして毎週1シチュエーションごと、4つの『お決まり表現』を覚えていきます。32週(32シチュエーション)×4表現で、カリキュラム終了までに合計128表現になります。
さらに、128個の表現のうち、半分の64個は、丸暗記する「慣用表現」、残りの64個は、一部分を応用して使う、「構文表現」となります。
これらの表現は、頻繁に使う表現ばかりのもの。定型表現はまず暗記してしまおう、というのがこの教材のコンセプトのようです。
トレーニング方法としては、CDから流れる音声に対し、英語で答えるという形式をとっています。(コエダス式アクティブ・スピーキングタスクと言うそうです)
覚える表現は中学生レベルで、そんなに難しくないですが、音声は早いスピードで流れてくるので、慣れるまでは大変かもしれません。でも英語の反射神経は鍛えられるでしょう。
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■詳細・購入は→アルク 英会話コエダス
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■ 長所は? |
場面に応じた答え方・反応仕方の基本的なパターンが身につくところではないでしょうか。
また初心者向けではありますが、「これだけは最低覚えておけば何とかなる」というレベルまでは、確実に身につけることができると思います。
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■ 短所は? |
コエダスは、簡単すぎるという批判もあります。内容的には、中学でもできるレベルです。カリキュラムも4ヶ月で終わってしまうので、ボリューム的に物足りないかもしれません。そんな方は、一つ上のクラス、コエダスアドバンスを使ってみるといいでしょう。
ただ、読んだり聞いたりだけなら簡単に思える教材でも、実際に口に出してみると、以外と難しく感じる人も多いでしょう。
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■ 人気・評判は? |
アルク2004年の売れ筋ランキングで第2位です。(1位はヒアリングマラソン、3位はコエダス・アドバンス)。新製品ということで、広告に力を入れていたのもあるでしょうが、着実に支持を得ているのではないでしょうか。
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