■ 特徴は? |
- 650点を取るためには、時間を克服することが必要です。この教材では問題を早く解けるようになるための、3つのトレーニングを採用しています。
1. 直解トレーニング
650点を獲得するには、英語を語順に理解することが必要です。直解トレーニングで、「問題文を速く解くスキル」を養います。
2. 2Wトレーニング
TOEICでは、「場所」と「時」を問う問題が非常に多いです。実際のビジネスだったら、「場所」や「時」を聞き違えたら大変なことになります。ここでは、全16回もの2W(when,where)トレーニングが用意されています。
3. 定型文とレーニング
PART7の「新聞・雑誌記事」「手紙」「Eメール」「広告文」といった読解問題を克服するためのトレーニングです。テンプレート(定型文)を活用し、「どこに何が書かれているか」など一定のルールを徹底的に覚えます。
その他、ディクテーション(書き取り)のトレーニングも取り入れられていますが、これは英文構造を理解するためのトレーニングでもあり、設問で問われる部分がすぐに見抜けるスキルが身につきます。
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■ 長所は? |
- 英語を頭から訳す癖がつくようになります。日本人の悪い癖として、意味がわからないと前から読み直してしまいますが、この教材では短い文章から始めることで、次第に長い文章でも語順に訳せるようになることに重点を置いています。TOEICテストの時間不足に困ることはなくなるでしょう。
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■詳細・購入は→アルク TOEIC650点突破マラソン
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■ 短所は? |
- テストの問題がやさしすぎるという意見があります。リスニングのスピードは遅く、文法問題も簡単、長文問題は短く、使われる語彙も少ないなど、物足りない方は少なくないでしょう。
ちなみにテストの分量は、カリキュラム合計でTOEICテスト4.2回分(840問)とまあまあな感じですが、毎週のテストは15問、毎月のマンスリーテストは50問、なので少なく感じるかもしれません。
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■ 人気・評判は? |
- アルクのTOEICマラソンシリーズの中では、2004年度の売上がNo.1です。教材の質が良いというのもあるでしょうが、受講対象がTOEIC450点〜650点と、受験者の層が一番厚いレベルの教材だからというのもあるでしょう。また、アルクの教材はレベル分けがきちんとされているため、はずれが少ないとも言われています。
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■ 学習の方法は? |
- 1日40分、週5日のサイクルで進めて行きます。平日にキッチリやれば、土日は休んでも大丈夫です。ただ、この教材が難しく感じる方は、多めに時間をとる必要があるでしょう。
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■ 総合評価 |
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